1/144HGAC ヴァイエイト&メリクリウス

HGACシリーズ番外(新機動戦記ガンダムW)1/144スケールキット
OZ-13MSX1 ヴァイエイト&OZ-13MSX2 メリクリウスです。
発売は2021年。価格は3800円。プレミアムバンダイ限定販売品。
製作は2022年5月です。
【機体解説】
「新機動戦記ガンダムW」に登場する、OZのMS。ヴァイエイトにはトロワ・バートン、メリクリウスにはヒイロ・ユイが搭乗。後に再生産された機体はMD(モビルドール)システムを搭載した無人機。
コロニーのガンダムを開発した5博士に命じ、OZが対ガンダム用に作らせた二機一組のMS。ヴァイエイトは攻撃力、メリクリウスは防御力に特化しており、両機が連携することでガンダムを上回る戦闘力を発揮することを目指しました。
ヴァイエイトはジェネレータ―直結式のビームキャノンを装備。ウイングガンダムのバスターライフルを上回る出力を持つうえ、連射性能も向上しています。一方、発射前のエネルギーチャージ中は無防備となるため、如何に装甲にガンダムニュウム合金を採用しているとはいえ、僚機の援護は欠かせないものとなります。その任を担うのがメリクリウスで、10基の電磁フィールド発生器により生み出される「プラネイトディフェンサー」により敵機からのビーム攻撃を防ぎます。さらに、フィールド内のヴァイエイトはこの影響を受けることなくビームキャノンを発射できるため、一方的な攻撃を可能としました。また、メリクリウス自体もビームガン、クラッシュシールドといった近距離用の装備を持っており、プラネイトディフェンサーを展開したまま突撃する戦法も得意としました。
試作機にはOZに潜入していたトロワ、ヒイロがそれぞれ搭乗。ゼクスのトールギスやカトルの乗ったウイングガンダムゼロと交戦しています。戦闘データはビルゴの開発に引き継がれた他、後にホワイトファングにより二人の戦闘データを組み込んだMDとして再生産されますが、デュオのガンダムデスサイズヘルに撃破されています。
【キット解説】


敵側の機体ながら高い人気を誇るOZ最強の盾と矛、もしくは風神雷神のヴァイエイトとメリクリウスがHGシリーズで登場。しかもリーオーベースではなくまさかの完全新規造形という気合入りまくりのキット化となりました。2体セットのみでの販売となりましたが、両機に関してはニコイチが基本なのでこれは納得の采配と言って良いでしょう。パーツ数は多いですが、名キット「リーオー」からフィードバックしたファインビルドを一部採用しており、組み立ては容易となっています。本体は共通で、それぞれの特徴的な装備を専用パーツで再現しています。
共通ギミックとしてフェイスカバーの開閉をパーツ差し替えで再現。ハンドパーツは左手のみ2種付属します。ヴァイエイトは背部にマウントしているビームキャノンの射撃体勢への移行をアーム伸縮などにより再現。メリクリウスはプラネイトディフェンサーの組み換えにより展開状態を再現、付属のスタンドによるディスプレイも可能。携行武器としてビームガン、クラッシュシールドも付属します。
【アクション・ギミック】

旧キット(外側)との比較。これはこれで結構いい出来でしたね・・・。


青い機体がヴァイエイト。

シングルアンテナが特徴。

背部にビームキャノンとジェネレーターを搭載します。


ビームキャノンの発射体勢。

接続アームが伸縮。特許出願中・・・らしいです。

エネルギーケーブルはリード線で再現。

ジェネレーターのカバーが開閉します。あれ?外周しか塗ってなかった。

フェイスカバーの開閉を差し替えで再現。


赤い機体がメリクリウス。

くわがたのアンテナが特徴。

ビームガン、シールドを装備。一般的な機体とは左右逆に装備します。

クラッシュシールドにはビーム刃を付けられます。

背部にプラネイトディフェンサーを装備。

組み換えにより展開状態にすることが出来ます。

付属のスタンドにより浮遊ディスプレイも可能です。

2機並べてディスプレイしてみましょう。
【塗装ガイド】



イエロー部・・・ガンダムイエロー
センサー ピンク部・・・メタリックピンク
センサー グリーン部・・・メタリックイエローグリーン
ピンク部・・・ガンダム蛍光ピンク
ライトブルー部・・・DESTINYライトブルー
シールは未使用。
頭部アンテナB15,16は余剰部分をカット。
製作時間・塗装40分+スミ入れ125分+組み立て315分=合計480分(8時間)。
【後記】
久々に結構な塗り忘れかましたなあ・・・気を付けよう。カバー側の発光パターンは旧キットと異なりますが、これはキットの説明書通りです。MS大全集の設定画もこのパターンとなっています。トールギスより早く出るとは思いませなんだが、ウイングゼロが発売済みでデスサイズヘルもほぼ確定、となればタイミング的にはありですね。シュイヴァンの展開も当然視野に入れていると思うので期待したいところです。
この記事へのコメント